本日の午前中、京都駅で卒塾生のN林君に会ってきた。

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京都駅のバスターミナルには、ミストシャワーが設置されていた。夏の到来を感じながら、約束の場所へと急いだ。

N林君との出会いは彼がまだ中2の頃。彼をはじめて見た私の第一印象は、「ごっつい男前やな!」である。特に目にとても力があったことは今でも印象深い。当時年上の中3の間にファンクラブまであったらしい。納得である。

彼が単なる男前だけの男ではないことは、教えはじめてすぐに分った。とにかく頭の回転が速い。学習面のそれだけでなく、場の雰囲気に合わせて、顔に似合わず下品なことも言える。そんな男前だった。

偏差値も70前後をキープできる優秀な生徒であったが、中3の夏期講習前、彼の所属するハンドボール部が全国大会に出場することが決まり、主力でもあった彼は夏休み中も毎日練習に行くこととなってしまった。

しかも、大会自体が北海道で行われるため、夜の補講もままならない状況になってしまった。お盆休みを返上して補講を行ったものの、彼をもってしても、9月の模試では偏差値がダウンしてしまった。

その当時、彼が所属していた塾のクラスは、類は友を呼ぶというべきか、地元の中学1位、2位の子が集結したようなクラスで、西京高校主席合格のS君をはじめ、在籍者のほとんどが西京高校に進学するようなクラスであったためレベルが高く、N林君をもってしても、夏の遅れはいかんともしがたく、他の生徒との未習による差が目立つような状況に陥ってしまった。

しかし、そこから彼は踏ん張った。夏休み終了と同時に、今までの遅れを取り戻すべく、天才であるはずの彼が努力を見せた。最終回の模試では、トップこそ伏兵N寺さんにとられてしまったが、見事復活を遂げた。

その後、西京に進み、高校時代は弟とともに伝説の生徒として活躍、当然のごとく現役で京大に合格し、就職先は電通と、まさに順風満帆。

現在、塾の教室に掲示している「歴代の生徒に挑戦!」という定期テスト高得点ランキング表にも彼の名前が散見されるので、気になった生徒さんは、是非見つけて欲しい。

さて、そんな彼から、フェイスブックで「退職します」という連絡がきた。詳細が分らず驚いたが、彼なりの決断だろうと思い、何も聞かずに応援メッセージだけを入れておいた。

彼から携帯に着信が来たのはそれからしばらくたってからの事だった。
(誇るべき卒塾生◆N林君))につづく