ふとフェイスブックのタイムラインに、こんな記事 が流れてきました。
共感できる部分も多々あったので、拡散しておきました。

むろん、「全てに共感できる」という訳ではありませんが、共感できない部分に関しても、「それは違う!」と短絡的に思うのではなく、「そういう考えもあるのね」と一旦自分の引き出しにしまうようにしています。

塾長という、単に生徒にとってのみ権力者である状態を永らく続けていると、どうしても独善的になってしまいがちです。「ぶれない」事は大事なことですが、 時代が変われば価値観も変わります。

そういった価値観の変化に敏感でなければ、ただの「偏屈頑固じじい」と化してしまいますし、それだけならば個人の問題ですが、生徒に悪影響を与えてしまうようでは話になりません。

だからといって、素朴な料理でありながらしっかりとした料理を提供し地元民に愛されていた定食屋さんが、「これからは、ナウくなければ(死語)」と一念発起したあげく、もう何屋さんなのかさっぱり分からない謎の料理屋になってしまうようなことになっても意味がない。

人の意見を全く受け付けない「頑固者」でもいけませんが、テレビでしたり顔で教育論を語る現場を知らない評論家の意見にすらも直ちに影響を受けてしまうような「軟弱者」でも困るというわけです。

まあ、子供たちは、間違いなく私が生きてはいない未来を生きていくということだけは事実ですので、 その未来に向けて私が伝えられるものだけを伝えることが出来ればそれで良いと思います。

時代が進んでも、変わることのない価値観だってあるはずですからね。

15 自習室ルール (1)













さて、現時点での私の価値観でもって作成した「自習室のルール」なるものを掲示してみました。むろん、これまでも暗黙の了解という形でルールそのものは存在はしていましたが、口頭で伝えるばかりで文書化はしていませんでした。

あくまで自習室利用の際のざっくりとしたルールであり、他にも授業中のルールなどがあり、こちらはまだ口頭のみにとどまっています。

文章化すべきかどうかで迷っていますが、細かいことまで入れると多岐にわたりますし、生徒一人一人に個別のルールを課している場合もあり、明文化が難しいのです。

その個別ルールの1つに「待ち合わせて塾に来るな!」というのがあります。

私は、出来るだけ学習には「楽しい」という要素を排除すべきだと考えています。「遊びながら学ぶ」事をうたい文句に販売された商品が、ことごとく失敗に終わっていることから、学習とは本来「苦しいもの」であるという当たり前の事実を受けとめなければ前に進めません。

分かる、解けるようになった、得点が上がった、自身の成長を感じた、から楽しいのであって、友達と同じ空間にいることを楽しいと思ってもらっては困ります。

わざわざ遠回りまでして、塾に行く前に友達を誘い合わせて来ようとする生徒には、皆共通のある「におい」があります。そして、その「におい」は、こと勉強に関して、そして塾の友人にとっても確実に障害となるものであると断言できるのです。

障害の1つに、塾の帰りに寄り道をするというのがあります。「それくらい」と思われるかもしれませんが、夜中にコンビニにたむろしている中学生の姿は、それは酷いものです。その輪の中に、ご自分の子供を平気で加えられるということは、私の価値観では出来ません。

誘い合わせて塾に来る→帰りも一緒に帰る→ちょっとコンビニに寄ろう、少しおしゃべりして帰ろう、という図式は容易に想像できますし、子供はそこまで意思が強くない事は十分に分かっているはずで、そこから目を背けてはいけません。

「はよ帰っておいでや」という声かけだけに終わり、少々遅く帰ろうが「子供は風の子」などと宣い、そのまま放置するのは、まだ中学生には早すぎますし、ある意味育児放棄だと思います。

よって、誘い合わせて来ることを強く禁止したいわけですが、女子の場合は行き帰りの安全面などもあって明文化しにくいという事情があります。

結局、ルールには、各家庭のご理解とご協力が必要不可欠で、塾単体で機能させることは無意味に近いものになってしまいます。ご協力いただけない場合、他の塾生に迷惑をかける事があるという点に思いを巡らせて欲しいのです。

自身の子供が可愛すぎると、どうしてもそういった方面に鈍感になります。一見、素晴らしいお考えをお持ちのお母様でさえ、我が子の事になると盲目的になるケースがありますので、学校の先生、塾の先生、周囲の大人から、お子様について、正直な意見を求めなければいけませんし、その際、耳障りのいい言葉ばかりを並べる無責任な声は無視した方が良いかと思います。(心から賞賛している場合は別です。私も素晴らしいお子様には、本人にも親御さんにも心から素晴らしいと言ってしまいますので)

塾が出来ることは、お母様に子供の様子をもっともっと伝えるという情報発信の機能の強化。先日も、私のツイッターを見ていたお母様が、きちんと子供に話をされていたようで、色々と言い聞かされて自習に来ていました。

こういう連携プレーのためのツールを考えないといけません。HP上で私のツイッターは見られるのですが、SNSだと「フォロー」という少し気後れしてしまう要素があるのか、保護者の方のフォロワーは、未だに以前の塾の保護者ばかりで、現保護者の方への情報発信ツールとしては、まだまだ弱い。

そこで、以前の塾で行っていた「携帯連絡網」の復活を現在検討しています。が、なるべくHP上での、私のつぶやきも見ていただけたらと思います。(個人のアカウントでもありますので、プライベートのしょうもないこともつぶやいてしまっていますが・・・)

本日も、朝9時から自習室を開放しましたし、その様子もつぶやいています。
今日の自習室では、昼から用事がある生徒が、朝だけでもと積極的に利用していました。そういう生徒は、皆成績上位者です。「部活があるから・・・」は、頑張れる子には関係ないということ。

「ここへ来れば、そういう子供になります!」と自信をもって言えるだけの力は残念ながらありませんが、そういう子供たちにとって居心地の良い空間であり続けたいし、そういう空間だとは思っています。

さあ、明日も朝9時から開けます。ピリピリとした空間に身を置くことで、何かを身につけていただければと思います。普段は駄目人間でも、頑張らないといけない時にきちんと頑張れる子であって欲しい。何人来るのか、朝からきちんと来るのか、誰とも約束なんてしていません。私の出来ることは、朝きちんと開けてやることのみです。

それを必要とする生徒が、利用すれば良いのです。(と言いつつ、昼まで誰も来なければさすがに吠えますけどね)