9月19日(土)、午後より公立6校をお招きしての進学説明会を開催いたしました。

当日はお忙しい中、多くの方のご出席を賜わり、また長時間になりましたが最後まで聞いていただき、本当にありがとうございました。

参加者は、約100名とまだまだ諸先輩方の塾の説明会の集客力には遠く及びませんが、中3生はほぼ全員が参加してくれましたし、中1、中2の参加者も例年より多く参加してくれました。

当会の最大の目的である入試への意識付けという面では十分な成果を収める事が出来たのではないかと自負しています。
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冒頭の挨拶では、『シルバーウイークは全部塾を開ける』と宣言したのですが、早速朝一番から駆けつけてくれましたし、中1、中2生だって、部活前の朝、部活終わりの夜と顔を出した者もいます。

本日も遭遇したのですが、夏期講習後、成績が思ったよりも上がらなかったり、解けない問題に遭遇したとき悔し涙を流す生徒と遭遇する機会が増えてきました。それだけ生徒も必死なのです。

逆に、この時期に呑気に構えているのは、よほどの大物か何も考えていないか、そのどちらかでしょう。

生徒が先生に涙を見せるというのは、よほどの事です。この年頃の子です。おっさんにそんな姿は見せたくはないはず。でも、それ以上に悩み、苦しみ、そしてもがいている。

それを分からないといけませんし、そんな時期に、何の配慮も見せない言葉や態度で接することだけはないように気を使っています。

むろん、腫れ物にさわるような扱いをすべきではありませんし、必要以上に気を使って甘やかす必要もありませんが。

ただ、心からその子の合格、成績アップを願えば、「叱ること」や「ほめること」を含め、今我々が何をすべきかを計算ではない自然な行動は出来るとは思っています。

涙を流した分だけ、悔しい思いをした分だけ、幸せになって欲しい。ただ、それだけの事です。

さて、進学説明会に話を戻しましょう。今回参加していただいたのは、嵯峨野、鳥羽、京都工学院、紫野、鴨沂、山城の6校です。

私は会場内で、ほとんどの学校の話を聞くことが出来たのですが、少し辛口で言わせていただきますと、まだまだプレゼンテーションとしては私立高校の方が一枚も二枚も上手だと感じました。

自校に対する絶対的な愛情とでもいいましょうか、それが私学の先生の熱愛ぶりに比べれば少し欠けていて、どちらかと言えば淡々と説明しているという印象を受けたのです。

むろん、公立と私学とでは状況が違いすぎますし、公立の場合、たとえ校長レベルであったとしても、その上にもっと強大な権力があり、それが縛りとなり思い切った事を言えないという実情もあることも理解はしています。

しかし、そんな中でも、ずば抜けて好評だったプレゼンがあったことも事実です。唯一「笑い」が起こったあのプレゼン、といえば参加された方には分かると思います。

実際、アンケートでも、多くの参加者が「興味をもった」と回答してくれました。

やはり、最後は人なのだと、システムや制度ではないのだと、そう思わせるのに十分で、予算をかけたプロが作ったと思われる素晴らしい資料よりも、その先生の手作りの資料の方が、参加者の心をつかんだという事実は、私に大きな勇気を与えてくれました。

そのプレゼンの勝因は、「育星舎」の生徒のためのプレゼンであるということを第一に置き、どこの会場でも同じ物を流すプレゼンとはしなかった事だと思います。

それを保護者、生徒がきちんと見抜いたわけですし、そういった土俵で勝負できるのであれば、まだまだ塾はというか、私は戦えます。

さて、最後に内輪話を1つ。

今回の説明会での私の仕事は、当日配布する資料作り、アンケートの集計、先生方との事前の交渉や案内の送付など細かい事務作業の多くを担当しましたが、逆に現場での作業はお茶の発注くらいで、あとの準備はスタッフが全てやってくれました。

資料の置き方も、何の指示もしてませんが、鉛筆の置き方、式次第の位置など、私が到着した時には全て私の好み通りに配置されていました。
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私の教育の賜なんて事は全くありませんが、どこの塾でも十分に通用するスタッフたちです。彼らのおかげで、私はゆっくりと学校の説明を聞くことに没頭することが出来ました。

もちろん、反省すべき点は多々あります。冒頭の私の挨拶も全然ダメ。挨拶が素晴らしければ、今日の自習にもっと多くの生徒が来ただろうにと思っています。

塾の生徒数、成績アップ、生徒の雰囲気、塾の雰囲気、これらは全て、日常の本当に小さな小さなことに連動しています。一つのことだけ特化しても、何も変わらない。一つ一つの精度を上げて、はじめて一つ上のステージに上がれるというわけです。

その道のりは容易ではありませんが、一歩一歩進んでいきましょう。