気づけば、今年もあと2日。
ブログの更新もすっかり滞ってしまってましたので、そろそろ更新いたします。

本日は、中3のみが冬期講習で、その他の学年は、帰省など各家庭のご都合を考慮し、一足先に冬休みに突入しております。(受験学年は、クリスマスだろうが、何の配慮もしませんので来年も覚悟しておいて下さいね)

さて、保護者の皆さまに、当塾の冬期講習の風景(取り組み)をご紹介したいと思います。

まずは中学3年生から。

夏と同様、朝10時から昼休みを挟んで4コマというのが基本スタイルですが、今年は講師の都合、各中学校の冬休み開始時期のずれ等で、昼から3コマという日を何日かはさんでしまいました。

「この日は朝から、この日は昼から。あ、この日だけ夜から」ではなく、冬休みも、平常と同じ時間帯で行動をして欲しいという思いがあります。

よって、講習中は全て朝から夕方の時間帯で実施するというのが当塾の中3の講習の基本スタイル。

吹奏楽部のように、部活が夏休みで引退とならず、朝からの講習に来ることが出来ない者にとっては、夜の部を活かした時間割の方が来やすいですし、補講や講師のシフトの事を思えば、それもありかと思いつつ、もう十年以上このシステムを変えていません。

講師側としては大変なシステムですが、空いた夜の時間を全て補講や自習対応に注ぎ込みます。
その結果として、自習時間をどんどん利用する習慣がつき、子供たちは9月以降、毎日自習に来るよう変身を遂げますし、部活動を最後までしっかりと成就させた上で、最低限の学習時間を確保できるわけです。

来年中3生になる吹奏楽部の生徒に、ちょうどその話をしていたある日、その場に居合わせた現中3生で、自身も部活動のため正規の時間受講できず、補講で何とか補ってくれた生徒さんから、「そやで。補講めっちゃ大変やったで。でも、補講全部出たし、その分、部活も頑張れたし、勉強も頑張れた」と、思わぬ後方支援をしていただきました。

夏休みに勉強も頑張りたいのにクラブがあると沈んでいた生徒の顔が、ぱっと明るくなりました。ありがとう先輩!私の空き時間は全て補講に費やさないといけないほど補講が多かった今年の夏休みでしたが、そんな風に思ってくれていると分かって、私も嬉しいし、今頃ですが苦労が吹っ飛んだ気分です。

あれ?話題が夏になってますね。元に戻さねば。

さて、冬期講習は、授業が中心だった夏期講習とは違い、演習中心となります。テストに対する得点をきちんと出し、時には合格ラインを示し、それに正面から向き合わせる事に重きを置いています。野球でいうところの紅白戦ですね。

理科での1コマ。湿度の問題が解けなかった生徒。自習時間中は、ひたすら湿度の問題を求めて徹底練習。試合でバントを失敗した野手が、自主的に居残ってバント練習しているようなもの。言うまでもなく当塾では、コーチと球場はいつでも使えるようにしています。必要な道具も揃えていますよ。

また、溶解度と火山の演習を徹底した生徒、今日の演習は、その部分は満点だったため高得点を獲得。キャンプで習得したスライダーが実戦でも通用したような手応えを感じたことでしょう。

数学での1コマ。解けるところだけを全力で拾った結果、思わぬ高得点に頬を赤らめる生徒。まあ、オチは本人の採点ミスで、実際の点数は低かったのですが、打者を打ち取るのに、ストライクは要らない。いかにボール球で勝負するかというコツのようなものをつかんだはずです。

最も成長を感じたのが、自習時間の過ごし方。授業前の朝9時には来て、各自がそれぞれ、自身の勉強法を駆使して学習を続ける事ができるようになりました。

それはもう恐ろしいほどの集中力ですし、驚くのは、それぞれが塾の問題集を見る目の確かさ。下手な塾講師よりも教材に詳しくなってますし、その効用を語れるほど問題をやりこなしています。

次年度採用する教材は、彼ら彼女らの意見を最優先することにしましょう。

塾側の人間が口にすることではないですが、授業なんて、きっかけに過ぎず、自身でやる勉強こそ全て。それを突き詰めることさえ可能であれば、最終的には塾など不要というのが昔からの私の考え。以前にもブログに書きましたが、1年ほど当塾に通って基本を学習すれば、以後は自習中心で勉強するという塾が理想です。

ただ、まだまだ質問とは言えない質問も多くあり、「俺の手書きの解説、ちゃんと読んだ?」「お前、楽しようと思って質問してるやろ?」という台詞を吐くことが大半で、理想とはほど遠いのが現状ですが、子供たちの自習室の使い方の上達ぶり見ると、かなり良い線まで来ていると感じる時もあります。

着実に前進していると考えて良いのでしょうね。

さて、授業風景をアップしておきます。
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中3習得クラスの数学の授業。17名と大人数のため、暖房が必要ないほど教室に熱が籠もります。授業しているのはK先生。冬期で、クラスが1つになったような手応えを感じています。
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同じくK先生。授業後も、このように熱心に質問に応えています。この光景を何度も目撃しました。自身の机に座ったまま偉そうに質問を受けつける私も、この姿勢を見習わないといけませんね。
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こちらはもう1人のK先生。自身の空き時間の時に、生徒の指導もしています。そういえば、私もK。気づけば、当塾は3人のKがいることになりますね。みんな、K先生だ。

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冬期講習中のある生徒のお弁当です。コンビニ食というより、コンビニに行きたがる層にあまり良い印象を抱いてない私としては、こういう手弁当に心打たれます。

各ご家庭、ご事情、色々おありだと思いますが、可能な限りコンビニ食は避けて頂きたいとは思っています。(ただ、今年の中3に限っては、私が心配しているような事はなく、長時間塾に滞在しているからこそ必然のコンビニ利用という範疇に留まっています)

最後に他学年にも触れておきましょう。23日の祝日、27日の日曜日も含め、受験生だけでなく他学年も自習に顔を出しています。
 
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いずれも異なる曜日です。私が塾長でいる限りは、当塾の良き文化として継承していきたいと思っていることの一つなのですが、確実に次世代に受け継がれているようです。

今年度、色々と迷いながら、苦悩しながら、それでも駆け抜けることが出来たのは、素晴らしい生徒達に恵まれたおかげだと思っています。

この子達だからこそ頑張れた。 長年、この業界にいる者として、決して口にしてはいけない言葉かもしれませんが、正直な私の思いです。

6コマ連続で入っても平気だったあの頃と違い、朝昼と3コマも入れば、もう夜の部の授業がヘトヘトになってしまい、一体いつまでこの仕事が出来るのか、不安は拭えませんが、体力はともかく、気力だけは幸いに、まだ萎えることはないようです。

本年も暖かいご支援、本当にありがとうございました。保護者の方から、今年も多くの嬉しい言葉を頂戴いたしました。まだ何とか現役でいける。そう思えるのに十分でした。心より感謝いたします。

新年は2日より自習室を開けます。是非ご利用下さい。それでは、皆様、良いお年をお過ごし下さい。