※加筆・写真追加(6月14日)

昨日、今年も恒例となった「進学説明会〜私学編〜」を開催しました。22名の保護者様、5名の生徒さんにご参加頂きました。また、私学の先生も総勢9名の参加をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
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過去2年は、3校の私学の先生方にお越し頂き、自校のみならず自校の取り組みを通じた「私学全体」のお話をお願いしておりました。

昨年参加していただいた京都成章、龍谷大付属平安、京都学園というか、3名の顔ぶれを見ていただければ、私の意図した「自校の取り組みを通じて私学全体の・・・」という部分が透けて見えようかと思います。
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とかく「公立しか考えない」、「私学は単なるすべり止めだ」という考え方を可としない私は、もっと私学の取り組みを知っていただきたいと願い、このような機会を設けてきたわけです。

もちろん、「費用面」というご家庭の負担を全く考えていないわけでも、私学の回し者でも、公立の敵でもありません。

単に「塾屋」として、「色々な学校を知ってほしい。その上で選択をして欲しい」という思いだけです。長年にわたり、学校見学、塾説、各種イベントに顔を出してきて、それなりの知識を有してきたのも、その思いからです。

今度は、その同じ思いを「大学受験」に向けて尽力したいわけです。高校受験ほど経験も知識もありません。苦労の連続です。それでも、「先生には相談しやすいと話ています」と高3生の保護者からの面談申込用紙に書かれていた言葉を見て、ムリをしないわけにはいきません。

さて、話を戻しますと、「併願」1つとっても、指標として、集大成として、次の受験へのステップとして、と生徒の状況に合わせて選択肢は変わります。

併願も含めた受験という一貫の流れこそが、次のステージに与える影響は大きいというのが常に私のベースにはありますので、「まあ、併願だからね」という軽い発想は好きではない。それは、公立(普通科)の第2順位を選択する際も同じ思いです。

「私立に行きたいけど、家計のことを考えれば・・・」という子の思いと「我が家にとって私学は厳しい。でも、奨学金制度もあるし、学びたいところに行かせてやりたい。切り詰めれば何とか・・・」という母の思い。

受験を「単なる受験」で終わらせるか、多くのものを吸収する貴重な機会とするか。私の「塾屋」としての存在価値はココにあると思っています。

その意味で、これまで第1回進学説明会の果たしてきた役割は決して小さくありませんし、偉そうに言わせていただければ、多くの保護者の方の意識を変えてきた説明会であり、また、それを可能にせしめたのは、講演者の先生方のおかげでもあります。

そのような主旨で始めさせていただいた当説明会も、さすがに3年目を迎えるにあたり、次のステージへ向けて、今年度は昨年度の倍の6校をお呼びしました。参加頂いたのは下の6校です。
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参加校数が増えましたので、「私学全体の」という部分よりも「自校の強みのアピール中心で」と内容も変更させて頂きました。下手をすれば、会場を塾に移しただけの単なる学校説明会となってしまいがちですが、ご講演いただいた方はやはり只者ではありませんでした。

Y校長先生、H校長補佐、N山先生は今年で3年連続ご参加いただき、保護者の方の心をがっちりととらえていただいております。

特に、龍谷大付属平安のH校長補佐こと平井先生には、この形式になる前の説明会、私が赴任した年に開催した説明会からお越し頂いており、私学代表として、とかく公立のみに目が行きがちな保護者の方に私学の素晴らしさを伝えて頂きました。(記念すべき1年目の写真をアップしておきます。お話しされているのが平井校長補佐です)
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この会の成功は、ご講演された先生方の話力が6、保護者の方の聞く力が3、スタッフの段取り力が1といったところです。

0.1程しか貢献していない私が、〆の挨拶で拍手をいただくという一番「おいしい」役となることに、そろそろ抵抗を感じてます。

また、初参加となる、M井先生、U垣先生、M田先生も、当説明会の意図をしっかりとご理解いただき準備していただきました。とくにU垣先生は、説明会の合間をぬって、わざわざお越し頂きました。U垣節は健在で、鉄板の娘ネタもご披露頂きました。

「なぜ南のほうの学校ばかりなんですか?」と申し込まれる際に、そういうお声も頂戴しました。「京都学園だけ聞いて抜けても良いですか?」という声も。

ですが、私が感じている勢いのある学校という事で、お選びしている6校なのです。むしろ遠いからこそ、こういう機会でもなければ、興味関心のなかった学校を知って頂くことに意味があると思っています。

例えば、女子校である京都西山の説明の場面。当塾の保護者の方には馴染みの薄い学校です。しかも、参加者の半数以上の保護者の方が、男の子のお母さんということも手伝って、開始直後は、「うちには関係ない」という空気が流れていました。

その10分後、女子のお子様をもつお母さんはもちろんのこと、全てのお母さんが真剣に食い入るように資料とスクリーンを交互に見つめていました。

とくに、「あの資料」は、相当インパクトがあったと思いますし、あれこそが、私自身もよく面談でよく説明さし上げる根拠になっている部分です。

アンケートの「他に聞きたかった私学」の欄に、「東山」の名がありましたが、「女子校の取り組み」を通じて男子校である「東山」にも興味をもっていただたのであれば、にんまりしたいところですね。

「遠い、近い」は大事ですし、「費用」も重大事項。しかし、それを上回る何かがあるにも関わらず「知らない」ことで選択肢から漏れてしまう不幸を避けたいのです。

さて、私学が第一希望でありながら、授業参観のため説明会に参加出来なかった衣笠中3の生徒が、午後に自習にやってきて、参加校一覧を見てつぶやいた一言を紹介しておきます。

「成章?勉強大変そうだからイヤ。平安?興味ない。西山?女子校?ムリムリ。橘?どこにあるん?学園?楽しそうやけど、ママがなぁ・・・学園はヤメテとか言ってたし。大谷?めっちゃ楽しいって先輩が言ってた。ココにしようかな」

さて、もしこの生徒さんが説明会に参加していたら、上記と全く異なる考えを持ったと思います。是非とも参加して欲しかった・・・

各中学の定期テストの日程を外すことのみに腐心してしまい、衣笠中学や近隣の小学校の授業参観日にぶつけてしまい参加者は北野中の保護者の方が中心となってしまった今回の説明会。面談の申込用紙にも、「参加したかったです・・・」と書き込まれているものが何点かありまして・・・参加することが出来なかった生徒、保護者の方には、本当に申し訳なく、私自身も残念でなりません。

ただ、逆に、当説明会の価値の大きさを改めて認識した次第です。アンケートを読む限りでは、6校に増やしたことが良い方向に作用したと思いますし、アンケート欄には、他の学校の名前が数校挙がっていました。

次年度は、もう少し欲張ってもいいかなと、思い始めています。

さて、次回は秋に公立高校を何校かお招きして説明会を開催します。
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また、京都の私学が一同に集結する個別相談会を11月6日(日)に実施予定です。(中3生は、予定を空けておいて下さい。)
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なお、塾生であっても入試制度をよく理解していない生徒さんがいますので、京都の高校入試制度についての説明会を開催しようと思っています。