今日は、2020年の私立入試前日。朝から雪がチラチラと降り、これまでの暖冬が嘘のよう。まるで帳尻会わせのように、急に入試シーズンらしくなったのは、急に受験生らしくなったうちの生徒と見事にリンクしてるなぁと思ったり、思わなかったりw

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さて、入試の前日が日曜というのは、私がこの塾にやって来た1年目以来だろうか。

令和の中3。例年は40名以上になる中3生だが、今年度は約半分の23名と少ない世代。
それだけでなく、今日も大勢やってくる中2生を見て「2年生、めっちゃ来る。自分らなんて、授業の日以外に塾に行く意味が分からんかったわ」と言う子が大半という始末。

いつもは「そのうち目覚めます。お母さんが焦ってはいけません。過去の生徒が証明してます」と言って、その通りになり、お母様から「うちの子が、こんなに塾に行くようになるなんて」と感激されるとう光景が日常だった私も、さすがに今年の自習室の来なさぶりを見て、実は内心焦っていた。

でも冬期講習に入り、少しずつ変わってきた。自習も(先生のいない)教室でやりたがっていた子達が、いつの間にか当たり前のように(先生のいる)自習室に集うようになり、毎日顔を出すようにもなった。学校帰りに寄るのが日常となった。

顔を出し始めてからの行動パターンは例年の受験生と全く変わらない。こちらが作成した教材をさっと終わらせ、出来なかった所はくり返し質問する。

9月に渡したとしても1ミリも進まなかったであろう教材を、2〜3日で解き、2冊目を求める姿も例年と全く同じだった。

この姿を見せ始めると不思議なもので、ぐんぐんと力がついてくる、手応えのようなものを感じる。難解な問題に立ち向かう体力がついてきたと感じる。

私自身も「これはアレ使うやつやな」[面積不変]「切って、切って」などの「専門用語」で会話が出来るようになり、この時期は本当に楽しい。

私は教材に問題を掲載するときは必ず学校名を入れるのだが、この時期だと、堀川や西京という名前だけで解くのを止めようとする行為が見られなくなる。私の提供する問題を「これ要らん」という素人判断で捨てることなく、全てをきちんと消化しようとしてくれる。

やる気モードの子供たちは、どんどん問題を解き進めてくれるのだ。そのモードに持ち込むことが最優先だなと、この時期の様子を見ると毎年思う。(今年は冷や汗ものだったけれど)

スタートが遅かった分、前日の今日も質問が止むことはなかった。でも、新しい問題ではない。一部の計算問題を除いては、過去の教材を解き直しての質問である。ここ数週間は、受験生がいる時間は事務作業は捗らなかったけれど、全く構わない。

それよりも(まだまだ出来る事あった。もっと時間があれば)(もうちょっと上手く教えること出来たのに)(うちを選んでくれてありがとう。でも、本当にうちで良かったんだろうか。いや、良かったはずだ)などと、様々な思いが頭をよぎる。

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そして何より、中3は19時頃には帰してしてしまったので、現時刻は中2生と高3生がいるのみ。
一人きりではないのに何とも言えない寂しい感覚に襲われている。今年は、私立専願者が多いので尚更、そう感じてしまうのかもしれない。一緒に苦しんだ時間が短かったというのもあるかな。これ嫌みねw

でも、私立専願者たちは「これがあと2週間も続けば保たない」と口々に言っていた。やはりプレッシャーは相当なものだったろうし、きちんと向き合ったということだ。ならば、それで良い。

きちんと合格して卒塾しよう!

うちは、合格=卒塾としている。まだ合格していない者がいる中で、合格者の対応を率先してするのはアレだけど、合格者だって授業料払っているんだから後回しというのもというジレンマから開放されるし、やはりどんなストイックな生徒でも、合格者からはふとした瞬間に緩んだ空気が出てしまうからだ。

それに、うちの子に燃え尽き症候群は心配していません。少しだけクールダウンさせておけば、また高校で輝き出します。「塾で習ったこと、高校でもめっちゃ使う」今年もこの台詞を期待して・・・

話が飛んでしまったが、受験前と真摯に向き合っている生徒は、本当にいいものだ。ピリッとした空気、脱線してもすぐに勉強モードに戻れる。本当に凜としている。

今年も、そんな生徒と出会えたことに本当に感謝しています。また、温かく見守って頂いた保護者様、本当にありがとうございました。ご心配は私の比どころではなかったと思います。何とか最高の結果を出したいと思っています。

とはいえ、まだ公立入試が残っています。「もう2週間もたへん」と言っていた私立専願組と違って、公立組は余力を残してますね。明日からは君達の番です!私立組と一緒にクールダウンしないように。


明日のテストは、解ける問題をきちんと解ければそれでいい。焦ることはない。自分が出来ない問題はみんな出来ていない。1科目勝負ではない。総合力で勝負だ!

追伸

午前、卒塾生のバスケ部Tさんが大量のドーナツを持って参上してくれました。お小遣いで買ってくれたのでしょうか。人気のドーナツ屋との事で生徒、特にバスケ部後輩達のテンション上がりまくり。(キャプテンは3個食べました)
皆で美味しくいただきました。本当にありがとう。高かったでしょ?大学受かったら、何かご馳走します!!

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日曜の、それも午前の早い時間に、当たり前のように皆いるだろうと持って来てくれたことに、うちの卒塾生らしさを感じて誇らしくなった。本当にありがとう!